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高麗人参の特徴
そのメリットの多さから、日本でも漢方薬などに用いられるようになりました。
高麗人参は気候や土などの条件がとても厳しく、部位や栽培年数、加工方法で、有効成分サポニンの含有量が大きく異なるのが特徴です。
最もすぐれているのは「紅参」という加工方法の高麗人参で、紅参には他の加工方法に含まれない有効成分が多く含まれています。
また紅参であることに加え、韓国産で6年根の高麗人参が一般的に最高級と言われています。
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高麗人参の原産地はどこか
高麗人参は韓国産が多く、中でもプンギ産のものがよく使用されています。
そのほか中国や日本でも栽培されていますが、含まれるサポニンの量は韓国産のものが圧倒的に多く、韓国産のサポニン量が32種類なのに対して、中国産は約半分、日本産ではなんと1/3以下にもなってしまうとのこと。
このため日本でサプリメントなどに使用されてるのは国産ではなく、ほとんどが韓国産というわけです。
ちなみに日本では滋賀県、島根県、福島県などで高麗人参が栽培されていますが、国内ではあまり流通しておらず、台湾などに輸出されているようです
。高麗人参の栽培は本当に難しく、日本では奈良時代に伝わりましたが、栽培に成功したのはやっと江戸時代というほど。
そんな厳しい栽培条件の中、最高級の称号をもっている韓国産の紅参は大変希少で価値のあるものなのです。
なぜ昔から使われているのか
紀元前より高麗人参は不老長寿の植物として、伝説として語り継がれてきました。
数々の書物にも残されており、例えば紀元前1世紀の中国の薬の書物にはすでに「すべてを元気にし、精神を安定させ、ストレスに強い体をつくり、長期で摂れば体を軽くし、長寿になる」と記されています。
日本でも聖徳太子の時代から高麗人参に関する記述があり、民間人にとってもいつからか喉から手が出るぐらいの存在になったことが想像できます。
ただ一般人が手に入れるには一生分の稼ぎが必要だったとも言われています。
日本で有名な始皇帝や徳川家康も高麗人参を愛用しており、徳川家康は平均寿命30の時代になんと75歳まで生きたそうです。
高麗人参のおかげかは分かりませんが、医療が発達していない時代に、高麗人参はそれはそれは貴重な薬だったことでしょう。
高麗人参の注目成分はあるか
高麗人参にはサポニンと呼ばれる注目成分が入っています。
サポニンと一言で言っても種類がたくさんあり、1965年に10種類あると発見されて以来、現在は40種類以上見つかっていますが、まだまだ研究は続けられているようです。
サポニンの種類にはジンセノサイドRg1、ジンセノサイドRb1…とそれぞれ名前がついており、それぞれが異なる作用をもっています。
たとえば冷えをサポートするジンセノサイド、ストレスをケアするジンセノサイド…というような具合です。
このことからなるべく多くの種類のジンセノサイド（サポニン）を含む高麗人参の方が、すぐれたパワーをもっていると言えるでしょう。
産地、栽培年数、加工方法などでこのサポニン量は異なり、韓国産で6年根の「紅参」に最も多い30種類以上が含まれています。
高麗人参を摂るメリットはどこにあるのか
昔から重宝されてきた高麗人参だけあって、多岐にわたる働きが期待されています。
どんな方にもメリットがありそうなほど。いくつか例をあげると、高麗人参は冷え・めぐりのサポート、女性・男性それぞれのエイジングケア、ストレスケア、サラサラサポート、体質ケア、美肌、若々しさサポート、また記憶力に働きかけたり、健康診断の数値を優等生に近づけたりする働きをもっています。
また保湿機能があるということで化粧品やソープ、シャンプーにまで活用されている高麗人参。
内側から摂るだけではなく外側から補うメリットもあるんですね。
漢方の世界でも長年使用されてきた高麗人参。安心して摂れるのも高麗人参の利点といえるでしょう。
高麗人参を特にお勧めできる人、またおすすめできない人
高麗人参は疲れやすい方やスッキリ起きれないと感じている方に特におすすめです。
高麗人参のサポニンがスタミナに働きかけ、健やかな毎日が送れるようサポートしてくれます。
また年齢によるターニングポイントで不調を感じている女性の方にもおすすめです。
高麗人参にはめぐりや心のバランスを整える働きが期待されています。
また男性で元気を取り戻したい方にもおすすめです。
その他にも健康寿命が気になる方、ポカポカしたい方におすすめです。
逆におすすめできないのは既往症をお持ちの方やお薬をご使用の方です。
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どのタイミングで飲めばいいですか？
高麗人参はタイミングについてはっきりしたことは言われていませんが飲みつづけることが大切と言われています。
食後の方が飲み忘れない、という方は食後でも大丈夫。
目安期間としてですが、まずは3ヵ月以上続けた方がいいようです。
- 高麗人参はどうやって摂取すればいいですか？
- 高麗人参を漬けて作る高麗人参酒や、煎じて飲む高麗人参茶があります。
ただ高麗人参は独特のクセのある味なので、飲みにくい方もいるかと思います。
この場合は、味を気にせず続けられるサプリメントタイプがおすすめです。
