頭、カラダが泣いて喜ぶ!DHA,EPAはサプリと料理どちらで摂るのが良いの?

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更新日:2017.10.30

投稿日:2015.09.17

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現役栄養士が徹底解説!

魚の写真

日本人の魚離れが深刻になっています。とくに若い世代ほど魚の摂取量が少なく、60代以上の摂取量と比較すると1/3ほどです。

魚は食べたいけど調理が大変、価格が高いなど様々な理由からますます魚離れしています。

魚に含まれるDHA、EPAは私たちの健康だけではなくクリアな毎日にもとても良い働きがあります。
健康のためにDHA、EPAを効率良く摂るにはどうしたらいいでしょうか?

今日はそんな疑問にお答えします。

DHA、EPAとは

どちらも魚に含まれる脂肪で多価不飽和脂肪酸に分類され、体の中ではつくられないため食べものから摂らなければいけない脂肪、つまり必須脂肪酸です。

魚に含まれている脂肪なので、白身魚よりも脂ののったサバ、サンマなどの青魚やトロ、サケ、うなぎなどに多く含まれています。

<DHA、EPAのはたらき>

DHA・EPAはひらめくクリアな毎日をサポートします。身体を活性化して、イキイキとした若々しさを保ちます。勉強や仕事を頑張っている方におすすめです

<DHA、EPAの1日の目安量>

成人男性、女性 1日1g以上

DHA、EPAの摂取の注意点

いくらDHA、EPAが体に良いとは言っても魚に含まれる脂肪です。1日に魚を何匹も食べたりしたらカロリーオーバーになります。
毎日魚料理を摂るようにしましょう。

DHA、EPAは1日の上限量は決められてはいませんが、サプリメント等での1日の摂取量は守りましょう。

魚には微量ですが水銀などの重金属が含まれています。

妊産婦の方は胎児への影響もあるので、魚、サプリメントなど過剰摂取は控えましょう。

1日分のDHA、EPAを魚で摂取する場合、以下の量を目安にしてください。
さんまの塩焼き 半分
イワシ     2尾
トロ      4~5切れ
さけ      1切れ(約120g)

DHA、EPA摂り方のコツ

生魚、刺し身の写真

魚の油は空気に触れると酸化されやすいので、野菜や果物に含まれている抗酸化作用のβ―カロテン、ビタミンE、ビタミンCと一緒に摂ると効率よくとれます

また、熱を加えると逃げ出してしまいます。

効率よく摂取できる方法は生食です。

生食よりも焼く、煮るでは約80%、てんぷら、フライは約50%まで減ります。
焼いたり煮たりする場合は、ホイルで包むなどして魚の脂が出て行かないようにしましょう。

魚の水煮缶は煮汁にもDHAがたくさん含まれています。
魚の調理が苦手、簡単に食べたいときは缶詰がおすすめです。

魚嫌いでも!料理で簡単にDHA,EPAを摂るおすすめレシピ

<一番おすすめ!>
まぐろとアボカドの醤油漬丼
アボカドにはビタミンA、ビタミンEと抗酸化作用のあるビタミンが含まれています。

<その他、DHAが摂れるレシピ例>
あじのたたき
ぶり大根
いわしの水煮缶のトマト煮
ツナサンドイッチ
つみれ汁
いわしハンバーグ

料理とサプリどちらでDHA、EPAの摂取をするのが良い?

効率よく摂取できるのはサプリメントです。

最近のサプリメントはDHAやEPAだけではなく抗酸化※作用のあるビタミンEやアスタキサンチンなど効率よく吸収できるように工夫されています。
毎日魚料理が大変、手軽に取り入れたい方にお勧めです。

DHA・EPAの抗酸化

栄養士おすすめDHA・EPAサプリ

吸収、配合量、安全性などを比べてみて、私が一番気に入ったのは「きなり」というDHA・EPAサプリです。

【きなり (さくらフォレスト)の特徴】
■新素材「クリルオイル」配合でDHA・EPA500mgを贅沢にそのまんま吸収
■健康酵素ナットウキナーゼでWイキイキパワー
■特殊製法で魚臭さをブロック
■天然成分のみだから子供でもOK
■高レベルの品質・安全管理

「きなり」はDHA・EPA×納豆のイキイキサプリメントです。
毎日摂取するのが難しいDHA・EPAを1日分あたり500mg配合しています。

またDHA・EPAを酸化から守る新素材「クリルオイル」を採用。
吸収率を極限まで高めた全く新しいDHA・EPAサプリメントです。
毎日飲むものなので、天然成分というのが安心ですね。口コミなどを見てみると、評判もとてもよいようです。

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まとめ

元来、日本人の食事は魚が中心でした。
しかし、特にここ数年で肉を中心とした食事を摂る人がかなり多くなり魚離れがますます進んでいます。

魚を食べることが日本人の食事の基本となり体調維持にもつながります
サプリメントだけに頼らず、バランスの良い食事を心がけましょう。

※この記事は「薬事法ドットコム」監修済の記事になります。

この記事の執筆者

管理栄養士 神田 由佳イラスト

この記事の執筆者 管理栄養士 神田 由佳(カンダ ユカ)プロフィール:1976年6月4日生まれ 東京都出身

経歴
1998 板橋総合病院
2002 福原病院
2006 介護老人保健施設ふかさわ
2007 介護予防教室、abcクッキング
2008 ケアエイドパール・特定保健指導
2009 町田製菓専門学校、町田福祉保育専門学校 講師 透析教室
2010 埼玉ベルエポック製菓専門学校 講師
2011 蕨戸田看護学校 講師
2013 健康相談
2014 コラム作成、レシピ作成、管理栄養士国家試験教材作り、
食生活アドバイザー教材作り、吉川小児科医院(栄養指導)コメント:「食事は毎日のこと。美味しく食べて健康であることが大切。楽しく美味しく食べられる食事が健康につながると考えています。」