頭痛がおさまらない。。そんな時に摂るべき栄養素とは?
更新日:2017.12.22
投稿日:2015.06.08
この記事のもくじ
頭痛の原因について
片頭痛 睡眠不足やホルモンバランスの変動、空腹(栄養不足)、疲労や血管が拡張することなどが原因です。
緊張型頭痛 肩や首の筋肉が固まったり、眼が疲れたとき、ストレスを感じているときに起こりやすいです。
頭痛の改善に向けて
片頭痛の場合は、まず自分がどのような環境下にいるとき頭痛が発生するのかを知りましょう。
食前でお腹が減っている時なのか、入浴後で血管が拡張しているときなのか、生理中なのか。様々なケースが考えられます。
空腹時の頭痛は脳に栄養(グルコース)が足りない状態、つまり車で言うガス欠です。
そのため食事の間隔が空いてしまう場合には手軽なもので栄養を補給しましょう。
血管拡張時の頭痛なら少し冷やしてみましょう。
また血管を拡張させる作用をもつ食品もあります。
チラミンという物質を含むもの、例えば、チーズやワイン、チョコレートなどは血管を拡張させます。
ハムやソーセージのピンク色を保つために使われる亜硝酸塩も血管拡張作用があります。
これらの食品はなるべく避けましょう。
緊張型頭痛の場合は、筋肉が硬直しているのを改善するために血管を拡張させて血流を良くする必要があります。
マグネシウムは血管収縮抑制作用があるので積極的に摂ると良いです。
マグネシウムを多く含む食材は種実類、海藻、大豆製品などです。またビタミンB1は自律神経を安定させるのでこちらもおすすめです。
頭痛のお悩みにおすすめの栄養素
・炭水化物
お餅、うどんなどの麺類、さつまいもや栗などに多く含まれます
・ビタミンB群
まぐろ、さんまなどの魚類、レバー、アーモンドなどのナッツ類、玄米、ライ麦、豚肉、牛乳等に多く含まれます。
・ビタミンA
レバーやうなぎ、にんじんなどの野菜類に多く含まれます。
・マグネシウム
アーモンドや落花生などのナッツ類、納豆などの大豆
・鉄分
ピーナッツなどのナッツ類、ごま、煮干し、ぶどう、ブルーベリーなどに多く含まれます。
※多量に摂取する事で治癒するということではありませんので、その点ご了承いただけると幸いです。
(この記事の監修 管理栄養士 渡辺 ゆき)
※この記事は「薬事法ドットコム」監修済の記事になります。