ここだけの話です。青汁と美容の密接な関係 現役栄養士がどこよりも赤裸々に告白。

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更新日:2019.01.18

投稿日:2015.10.01

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青汁って「まずい」の?

青汁 画像

青汁はTVCMなどのイメージで「身体にいいけど、まずい」というイメージが定着してきました。
しかし、最近の青汁は味も美味しくなり複合的に栄養素も含まれています。

青汁初心者、野菜不足の人、肉食系女子の方必見、「身体によくておいしい」青汁効果から青汁の選び方まで満載してお伝えします。

実はこんなにある!青汁に含まれている健康成分

青汁の原材料はケール、大麦若葉、明日葉、桑の葉などが主です。

青汁に共通する有用成分として、すっきり効果の食物繊維、ダイエット時の栄養補給に最適なビタミンB群、還元力が強いβ-カロテンビタミンCビタミンESOD酵素などが挙げられます。

青汁を摂ることで見込める美容効果

青汁が健康や若々しさに期待されている理由は、青汁に含まれる成分にあります。
乱れた食生活や生活習慣は若々しさの大敵とされています。
これを撃退する栄養素であるβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンE、SOD酵素等が青汁には豊富に含まれているのです

又、青汁に含まれるビタミンB群、食物繊維は、すっきりに効果があります。
また青汁(ケール)に含まれているカルシウムは牛乳より多いので、カルシウム不足が気になる人にもおすすめです。

青汁を選ぶ時のポイントとは?

<どこで売ってるの?>
ネット通販は品数が豊富で、定期購入可能で割引もあり比較検討しやすいのが魅力です。
薬局は割引率が低い、品数が少なく比較検討が難しい一方で、薬剤師や専門家に直接相談できるメリットがあります。

<形状>
青汁は粉状(約3g~5g)、液状(約10g~200g)など形態も様々です。
栄養成分の吸収力は、液状、粉末、固形の順に高くなっています。体調にあわせて選ぶといいでしょう。

<価格>
大手スーパーは地元の商品を格安で提供している場合もあります。
販売価格は1袋50円以下からあります。
また、値段の安いものは外国産の原料を使用していることも少なくありません。品質を重視したいなら、国産と明記してあるものを選ぶことが大切です。

<成分>
青汁の原料で効果が少しずつ異なります。また、最近では乳酸菌や美容成分、他の野菜を配合したものも多く販売されています。

このように青汁の購入の際には摂取目的、栄養成分、原材料、安全性(原産地、農薬等)、金額、形状等の確認が必要です。

おすすめの青汁原料はこれ

青汁の原材料でよく使われているおすすめの成分と効果を紹介します。

大麦若葉

大麦若葉にはミネラルやクロロフィル、SOD酵素など多くの栄養素が含まれています。ミネラルは私たちが生きるために必要な基本の成分であり、クロロフィルは健康維持に大切な還元力を持っています。SOD酵素は乱れがちな日常生活から私たちを守ってくれる働きがあるので、若々しさの維持に期待がもたれています。

大麦若葉を配合したおすすめ青汁

やずやの養生青汁
ハーフサイズ1箱31本入り 通常価格3400円+税

やずやの養生青汁は、農薬・化学肥料不使用の抹茶風味の青汁です。原材料には大分県産「六条大麦若葉」を使用。味にクセがないので、青汁の味が苦手という方でも安心して飲むことができます。



ケール

ケールは、βカロテンやビタミンC、食物繊維などの成分が豊富に含まれており、「緑黄色野菜の王様」とも呼ばれています。にはメラトニンという成分が多く含まれています。も同様です。大変栄養価が高く、健康維持にはもちろん、美容や若々しさ維持にも期待がもてます。また、ケールにはメラトニンという成分が含まれており、休息※の質を高める事でも知られています。ケールは苦味があるのが特徴です。

※体のリフレッシュ

気をつけたい青汁の摂り方

青汁で1日分の野菜を摂取出来るという宣伝内容もみうけられますが、野菜の代わりに青汁だけでは、栄養不足になります。

野菜をメインにし、青汁は補助的に摂るようにしてください。
青汁(ケール)に含まれるヨウ素が吸収阻害を起こす可能性があるため、甲状腺ホルモン剤との併用は注意が必要です。

また、お茶、コーヒー等に含まれるタンニンは青汁に含まれる鉄分の吸収を阻害します。

貧血のある方は特にタンニンを含む飲料は、摂取後30分程度あけてから飲むのがおすすめです。
腎臓病(カリウム制限あり)、ワーファリン服薬中の方は摂取の際は医師へご相談下さい。

私がおすすめする若々しさ効果をより実感するためのアレンジレシピ

豆乳 画像

豆乳と青汁美容味噌汁(2人分)

材料
青汁大さじ1、ジャガイモ1個、パプリカ(赤)1個、だし汁2カップ、豆乳1/2、カップ味噌大さじ2

作り方
ジャガイモは乱切り、パプリカはサイの目切りにします。
だし汁にジャガイモ、パプリカを入れて、柔らかくなるまで煮ます。
柔らかくなったら青汁を入れて溶かします。最後に味噌、豆乳を入れて味を調えます。

ここがレシピのポイント!
青汁に不足しているアミノ酸と乳酸菌はお味噌で補い若々しさキープ。
パプリカ(リコピン)豆乳(イソフラボン)ジャガイモ(ビタミンC)で還元力アップ。
豆乳とお味噌の組み合わせで減塩にもなります。飲酒後、スポーツ後にもおすすめです。

青汁と美容に関する私のまとめ

日本人の野菜不足は未だに解消されていないのが現実です。

1日に必要な野菜350g以上(約両手1杯分以上)を日々摂れていますか?
平成25年の野菜の摂取量平均値では、20代~40代の世代は250gに達しておらず、毎日100g以上の野菜不足となります。

野菜を増やすのが難しい方は、牛乳、豆乳等に青汁を混ぜて飲むだけでも手軽に摂ることができます。朝食抜きの方にもおすすめです。
日々の野菜不足を実感している方は、野菜とあわせて毎日継続して摂取する事により健康増進や若々しさ効果が期待できます。

※この記事は「薬事法ドットコム」監修済の記事になります。

この記事の執筆者

管理栄養士 齋藤 美乃 イラスト

この記事の執筆者 管理栄養士 齋藤 美乃(サイトウ ミノ)プロフィール:鹿児島県出身
栄養相談2万件以上の実績あり(総合病院、大手企業等)
現在も特定保健指導及び企業にて栄養相談、イベント企画他
ローフードマイスター、美容食学の認定校運営。

コメント:「「健康継続」は本来の和食「一汁三菜」+「旬の食材」「色彩」「栄養バランス・量」「食べる順番・よく噛む」を意識する事が大切。」