雑穀米がスッキリにピッタリなワケ！成功への近道になる白米との決定的な違いはコレ | みんなのイケン特集

雑穀米の原料はどういうものが多いのか？

「雑穀」は、英訳すると「millet」です。
milleは数字の千を意味し、雑穀が一粒の種子から数千粒の穀実を産する穀物であることを表しています。

「雑穀米」の原料としては、アジアでの生産量も高いイネ科の「ヒエ、アワ、キビ」がよく使われます。
その他にヒユ科、アカザ科（キヌア）などもあり、キヌアはNASAも注目するスーパーフードとして知られています。

これらの作物は疑似雑穀と呼んで区別されています。
その他にもモロコシ（タカキビ）、アマランサス、ハトムギ、押し麦、黒米、赤米、大麦等が使われています。

雑穀米がスッキリに向いている理由

《 雑穀米のカロリーは白米とほぼ変わらないのに何故スッキリできるのか? 》
 

理由１　白米にはない有用成分「レジスタントスターチ」

特徴 ①　レジスタント（消化されない）スターチ（デンプン）と呼ばれるタンパク質が含まれています。この成分は、小腸で吸収されず大腸まで届き、乱れがちな食習慣を整えてくれます。

特徴 ②　身体環境を整える不溶性食物繊維と、体の中からスッキリを促す水溶性食物繊維の両方を併せ持っています。
 

理由２　胚芽や糠の部分に豊富に含まれるビタミンB群

特徴 ①　ビタミンB1は糖質、ビタミンB2は糖質・脂質をビタミンB6はタンパク質をサポートしながら、体にエネルギーを補い、スッキリに繋げます。
 

理由３　白米より固めの雑穀は噛む回数（時間）が増える！

特徴 ①　自然と噛むことが増えるため、食事をサポートします。また気分もリフレッシュした状態に導いてくれます。

白米から雑穀米に切り替える際の注意点

白米から雑穀米にする際に注意しなければならないのは、雑穀米が持っている特徴をよく知っておくことです。
特に注意しなければならないのは、やはりヘルシーな感覚を持つことで逆に食べすぎてしまうことから来る注意点といえるでしょう。
ここでは3点をご紹介します。

スッキリ快チョーや美容にも効果があるって本当？

《 スッキリ快チョー、美容にも効果が期待される雑穀の栄養価！ 》
 

理由１　スッキリ快チョーにかかせない食物繊維

食物繊維は精白米100ｇ中0.5ｇに対して雑穀のアワ3.4ｇ、押麦9.6ｇと白米より多い。
 

理由２　美容に必要なビタミンE

ビタミンEは還元力が強いため、体を内側からキレイにします。
 

理由３　美容に影響力がある第7の栄養素「ファイトケミカル」＝（植物「ファイト」に含まれる化学物質「ケミカル」）

色つきの雑穀に多く含まれており、黒米・モロコシ等にはポリフェノール類で還元力の強い成分が多く含まれています。「ファイトケミカル」は果物や野菜の香りや苦みにも多く含まれており、雑穀米と旬の野菜を組み合わせることで更に美容力アップが期待できます。

雑穀米と合わせて摂ると良いレシピをご紹介

《 発酵食品のキムチを合わせた簡単美容レシピ「鶏キムチ豆腐」 》

作り方

(1)豆腐は半分の厚さに切り、4等分にした後、水切りする。
(2)ピーマンは半分に切り、種を取り除いて斜めに千切り、青じそは千切りに。
　キムチは約2cm幅に切る。ささみは筋を取り除き、斜めに薄くスライス。
(3)フライパンにごま油を入れ,豆腐を軽く焼き、お皿にのせる。
(4)ピーマン、ささ身、キムチの順で炒めて最後に醤油で味を調え、すりゴマを加える。
(5)最後に豆腐の上に(4)と青じそを添えて出来上がり。
※ごまは酸化しやすいので料理に加える直前に擂ると良いです。
キムチ、醤油等の発酵食品に含まれる植物性乳酸菌は善玉菌を増やし、腸の働きを良くします。すると、必要な栄養素を吸収しやすくなり、肌の調子も整えてくれます。

おすすめ雑穀米

雑穀米はどれも美味しいですが、その中でもおすすめの雑穀米は16種類のうち12種類の発芽に成功し配合している「やずやの十六雑穀米」です。

発芽した雑穀はGABA（γアミノ酪酸）が増えると言われており、GABA摂取により様々な期待が持てると言われています。

雑穀米は白米、玄米等基本のお米に約２割の雑穀を入れて炊くのが基本です。
白米と配合する際は外皮の栄養価が損なわれないように、ざるに入れて優しく洗うか、少ない場合は茶こしでなでるように洗うと良いです。

市販品の雑穀米にはそのまま使えるものもあります。
ご自身の体調、好みにあわせて基本のお米、雑穀の種類を選ぶことをおすすめします。

やずやの発芽十六雑穀　レギュラー
1袋1,800円（税抜）／25gx15包

まとめ

最近の健康ブームにより、雑穀は見直されてきています。
「雑穀米」はスッキリ以外にも生活習慣対策に期待されています。

主食を雑穀米に変えて、味噌汁、主菜（おかず）、小鉢（野菜類）を2～3つ加えればバランスの良い和食の出来上がりです。

満足感のある食事を取りながら、理想の身体を目指してみてはいかがですか？
　※血圧が高めの方は、醤油、味噌等の摂り過ぎに気を付けて、減塩を心がけて下さい。

※この記事は「薬事法ドットコム」監修済の記事になります。

この記事の執筆者

最近、雑穀米を外食のランチメニューなどでも目にすることが増えてきました。日本人にとって日常の食事に欠かせないお米ですが、白米は糖質が多いため、ダイエット中には大敵とも言えます。そこで、白米を雑穀米に代えるだけで健康的にダイエットができ、美容にも効果があると注目されているのです。 ここでは白米との違いや雑穀米ダイエットの秘訣を徹底解明していきます。