プリン体に要注意。痛風のお悩みを栄養士が解説!
更新日:2017.12.22
投稿日:2015.06.08
この記事のもくじ
痛風の原因について
プリン体過剰摂取及び尿酸過剰産生、尿酸排泄低下による尿酸値高値で、さらに尿酸が結晶化し関節に入り痛みを起こします。
痛風の改善に向けて
食事で気を付けられるのはまず、プリン体過剰摂取をしないことです。
プリン体が多く含まれているもので有名なのはビールですね。
ほかにはレバーやカツオ、白子、ほうれん草にも含まれています。
基本的に動物の内臓には多く含まれているため、煮干しなどの内臓も口にする食材やアン肝などもプリン体を多く含んでいます。このようなものの摂取を控えることで痛風発作を抑えましょう。
次に、アルコールは肝臓でプリン体を作る作用を促進してしまいます。
なるべくお酒は控えましょう。
また、果糖やショ糖は尿酸値を上げてしまいます。
果糖・ショ糖を多く含む飲み物の過剰摂取にならないように気を付けてください。
しかし、水分はしっかり摂りましょう、水分不足は血中の尿酸の濃度を高めることになってしまうので、水やお茶で水分補給をしましょう。
最後に肥満は痛風の大敵です。BMI(体重kg÷身長m2)が25未満を目安に有酸素運動も頑張りましょう。
痛風のお悩みにおすすめの栄養素
・カリウム
大麦若葉などの野菜類、バナナ、みかん、パイナップルなどの果物類に多く含まれます
・ビタミンA
レバーやうなぎ、にんじんなどの野菜類に多く含まれます。
・ビタミンC
アセロラ、キウイフルーツ、レモンなどの果物やピーマンやブロッコリーなどの野菜類、のりやワカメなどの海藻類に多く含まれています。
(この記事の監修 管理栄養士 渡辺 ゆき)
※この記事は「薬事法ドットコム」監修済の記事になります。