現役栄養士がおすすめ! 青汁を使ったレシピ「青汁入り冷製ニョッキ」
更新日:2017.12.22
投稿日:2015.06.12
今年の夏も暑そうですよね。。
これから夏本番を迎えるにあたって夏バテの防止、疲労回復に有効な
メニューを現役の栄養士さんに教えてもらいました。
健康食品マルシェでもご紹介している青汁を使って手軽に作る事が出来るメニューです。(この記事の監修 管理栄養士 渡辺 ゆき)
青汁入り冷製ニョッキ
材料(2~3人前)
ニョッキ
- じゃがいも(男爵) 中1こ
- 小麦粉 大さじ3杯
- 片栗粉 小さじ1杯
- 青汁 ティースプーン5杯くらい
- 水 適量
ジュレ
- 粉ゼラチン 5g
- お湯 80cc
- 酢 大さじ4杯弱
- 砂糖 小さじ5杯
- しょうゆ 小さじ5杯
- ミニトマト 適量
❀作り方❀
☆ジュレを固める時間が必要なため先にジュレを作ることをおすすめします。
ニョッキ
①じゃがいもをよく洗い、ラップに包み電子レンジで柔らかくなるまで温める。
②ビニール袋に小麦粉と片栗粉を入れ混ぜておく。
③柔らかくなったじゃがいもの皮をむいて②に加え、揉んで混ぜ合わせる。
④青汁に水を加えペースト状にする。(③がパサパサしてまとまりがないようならもう少し水を加える)
⑤青汁ペーストを③に加えムラがないように捏ねて混ぜる。
⑥できた生地を親指大くらいに丸めて平たくしフォークで跡をつける。
⑦沸騰したお湯にニョッキを入れ浮いてきたら冷水にあげる。
⑧冷えたら完成
ジュレ
①お湯にゼラチンを溶かし、砂糖も加えお湯の熱で溶かす。
②ゼラチンのダマがなくなったら酢を加え混ぜる。(もしダマになってしまったら濾すと仕上がりがいい)
③冷蔵庫で1時間以上固める。
仕上げ
固めたジュレをフォークや菜箸で細かくしニョッキにのせる。
ミニトマトを飾ればできあがり。
1、このレシピの1番のおすすめポイントはどこですか?
おすすめポイントは、青汁の味や匂いはほとんどなくし、食欲が増すようにお酢で酸味を加えてみました。青汁は匂いも味もおいしいものもたくさん出回るようになりましたが、それでもやっぱり苦手という方も多いと思います。野菜不足を解消したいのに青汁を飲めないという方にはおすすめしたいです。
また、ニョッキはトマトクリームやチーズクリームが主流ですが、クリームだとカロリーが気になるし、こってりしていて食べにくいという方にも食べてもらえるようジュレがけにしてみました。なかなか変わり種だと思いますが一度試してもらいたいレシピです。
2、どんな悩みを持つ人におすすめですか?
このレシピはこれからの季節を考え作りました。ニョッキはクリームソースが定番ですが夏っぽくジュレがけにしてみました。お酢の酸味が効いているため夏バテで食欲のない方、ビタミン不足の方におすすめです。お酢のジュレを一緒にニョッキを食べて頂くことでニョッキの炭水化物がエネルギー補給になります。青汁を多めに練りこんだので野菜嫌いの方もビタミンやミネラルを補給できます。また、野菜をなかなか食べてくれないお子様にも食べやすい大きさにすれば気に入ってもらえると思います。
3、いつのタイミングで食べるのが良いでしょうか?
基本的にはいつ食べても大差はありませんが、食べるのに時間をかけずさっぱりしているので朝におすすめです。朝は吸収もいいのでエネルギー源とビタミン・ミネラルがちゃんと吸収してくれるという点でもおすすめします。作るのに少し時間がかかってしまうと思うので夜に作っておいて朝食べるのをおすすめしますね。
4、青汁が苦手の人にもおすすめできますか?
もちろん青汁が苦手な人にもおすすめです。私もあまり青汁の味は得意ではありませんが、調理するとほとんど青汁の味も匂いもありません。お酢のジュレに味や匂いを消されているのでとても食べやすいです。また、今回はお酢をしようしましたが酸味が強いのが苦手な方はお酢を黒酢の置き換えてみてください。黒酢の方がまろやかに仕上がりますし、お酢よりもアミノ酸を豊富に含んでいるためより健康的です。
5、このレシピにおいて栄養素として知っておくと良いものはありますか?
このレシピに使っているじゃがいもにはビタミンCが多く含まれています。今回は皮がついたまま電子レンジで加熱しているのでビタミンCの損失はほとんどありません。お湯で茹でて頂いても構いませんが皮をむいてから茹でるとビタミンCの損失が多くなってしまうので皮つきで茹でるといいと思います。ビタミンCはコラーゲンを合成したり、鉄分の吸収を高めたりと多くの役割を果たしています。しかしながら、体内でビタミンCはストレスで破壊されやすく、水溶性であるため尿と共に体外へ排出されてしまいます。そのためビタミンCはたくさん摂らなくてはなりません。いろんな食材からビタミンCを摂取できるように心がけたいですね。
皆さんもこれから暑い夏、普段中々使わない青汁を料理に取り入れて、夏バテや疲労を防止してみませんか?
※この記事は「薬事法ドットコム」監修済の記事になります。