どろどろ血液が起こす動脈硬化 その原因を解説!

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更新日:2017.12.22

投稿日:2015.06.19

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動脈硬化の原因について

動脈硬化のイメージ

動脈とは心臓から栄養と酸素を含んだ血液を全身に運ぶ血管です。

本来は、しなやかで弾力性に富んでいるのですが、コレステロールや中性脂肪が血管に溜まったり、血管自体が老化してくると、スムーズに血液を送ることができなくなります。

また、高血圧が続くことにより発症する動脈硬化もあります。

改善に向けて

コレステロールや中性脂肪が原因だと書きましたが、
コレステロールには種類があり、動脈硬化の原因になるのはLDL(悪玉)コレステロールです。

LDLコレステロールは動物性油脂や魚卵に多く含まれているので摂取を控えることはもちろん、LDLコレステロールを減らす栄養素を摂ることも重要です。
まず、DHA・EPAは血中のLDLコレステロールを減らし、HDL(善玉)コレステロールを増やす働きがあるので、
青魚を積極的に食べたり、サプリメント等で補うと良いでしょう。

次に、食物繊維はコレステロールの吸収を妨げる働きがあります。食物繊維は体内の不要なものと一緒にコレステロールも排出してくれるのでおすすめです。
タウリンもコレステロールを体外へ排出する働きをもっているのでホタテ等の貝類を食べるのも良いでしょう。

また、中性脂肪は脂肪だけでなく、糖分やアルコールの摂りすぎでも高値になってしまいます。
甘い物をよく食べる人や、甘い飲み物を常日頃飲む人、お酒を毎日飲む人は気をつけましょう。
コレステロールも中性脂肪も、急に食生活を変えることは難しいので、毎日毎日少しずつ改善してみてください。何より続けることが大切だと思います。

動脈硬化のお悩みにおすすめ栄養素

DHA・EPA サバ、ブリ、サワラ、イワシ、サンマなどの青魚やマグロの脂身に多く含まれます

クエン酸 黒酢やレモン、グレープフルーツ、キウイ、アセロラ、梅干し、お酢など酸っぱい食材に多く含まれます

食物繊維 しいたけやしめじ、エリンギなどのきのこ類、大豆やソラ豆などの豆類、ごぼうやほうれん草などの野菜類に多く含まれます

タウリン  ホタテ、牡蠣、しじみ、あさりなどの貝類、タコ、いかなどの魚介類に豊富に含まれています
ビタミンC ピーマンやブロッコリーなどの野菜類、のりやワカメなどの海藻類に多く含まれています。

ビタミンE 大豆、落花生、アーモンドなどの豆類、たらこやうなぎなどに多く含まれています
ポリフェノール  ブルーベリー、ぶどうなどの果物類、オリーブ、赤ワイン、チョコレート、コーヒーなどに多く含まれます。

※多量に摂取する事で治癒するということではありませんので、その点ご了承いただけると幸いです。
(この記事の監修 管理栄養士 渡辺 ゆき)

※この記事は「薬事法ドットコム」監修済の記事になります。

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